ファンタジックmemory http://mizoereiko.blog02.linkclub.jp/ 本を読んでいると時間を忘れてしまいます。絵本を眺めているとそれだけで幸せ!映画もアニメも漫画も、好きなことがいっぱい!一番幸せなのは創作をしているとき!この世にないものが新しく生まれてくるのですもの! ja-jp 2024-05-06T21:25:53+09:00 *ノストラ級の大予言を発見* http://mizoereiko.blog02.linkclub.jp//index.php?itemid=79852 わたしんちのHPでアップしたのを一部流用です〜〜〜わははっ!!亀田興毅氏のボクシングの世界ライトフライ級チャンピオン決定戦での一連のてんまつを5月の時点で完全予想していたブログを発見しました。試合後の茶の間の騒動ぶりまで予言していて、こりゃすごい。神懸かりの予言ぶりに感動しましたので、ご紹介します。(o・・o)/こちらhttp://taku71-diary.at.webry.info/200605/article_4.htmlついでに、こちらのブログも。(o・・o)/こちらhttp://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2006/08/post_bd8e.html「それで、あたしは、あらためて、テレビ局の力ってもんを再認識させられたし、たかが民放でも、社運を賭けてヤラセをやれば、黒いものを白って言わせることができるんだってことを知った。」ねえ……。(^_^;)自○党、暴○団、広○代理店、テ○ビ局がからんじゃあ、相手選手もこりゃ、最初から勝ち目ゼロだったですね。……T○Sも、もちっと違うもんに社運を懸けてもらいたいもんです、ねえ。 2006-08-05T02:03:25+09:00 *BSEもフグと同じで問題ナッシングだとさ*(2006.2.21) http://mizoereiko.blog02.linkclub.jp//index.php?itemid=58237 *BSEもフグと同じで問題ナッシングだとさ*(2006.2.21) どうも体調が優れないと思ってたら、どうやら風邪をひいたらしい。頭痛、発熱、ぼんやり、ぐうたらという症状で、まさか牛海綿状脳症じゃないだろかと不安になる。(;^_^ Aアメリカからの牛肉の輸入を再開したとたんに、BSE危険部位がたんまりこんと出てきたという事件があったし、それどころか、牛の内臓は肉じゃないということで、アメリカ産のものだけチェックを緩めていたという衝撃的なニュースが、新聞の片隅に小さく報道されておりましたからな。さらに、しかも、さらに、しかもだ。日本が輸入した牛肉にBSE危険部位がたんまりこんと出てきた事実について、アメリカの解答が素晴らしい。「問題なっしんぐ」……。すでにBSEで脳やられとんのとちゃうか?( ̄_ ̄|||)確か、真右衛門センセの漫画で、「日本人はフグ食うんだから、BSE牛肉も気にせず食え」と主張するアメリカ人が出てくる4コマがあったけれど、こりゃもう、現実が漫画を超えた瞬間だ。といういきさつで、BSEの恐怖におびえながらも、病院に行って風邪薬飲んで、これも平和のありがたさ。イラクでは、風邪薬どころの話じゃないだろう。メディアが締めだされているはずのイラクだが、このほど、決死隊撮影の極秘テープが国外に持ち出された。米軍による、子どもリンチ事件。「やめてくだしゃい」「助けてくだしゃい」と泣き叫ぶ子どもたちを棍棒で殴る、蹴る、踏んづけるetc.etc。ブッシュさんやコイズミさんの無限の正義作戦は、実にご立派。こんな連中に投票するワシらは、もっとご立派。確かに連中は犯罪者だけど、それを支持したワシらもやっぱ……いや、やめとこう。熱が高くなってきたぜ。 .. 2006-02-20T23:48:59+09:00 * エモンのグラデーション*(2006.1.25) http://mizoereiko.blog02.linkclub.jp//index.php?itemid=54632 * エモンのグラデーション*(2006.1.25) なんとかエモンの逮捕は海外でもニュースになっている模様。フランスのリベラシオン新聞は、こう申しております。「日本の大企業経営者や政治家はヤクザを放置しているのに、堀江氏の米国風で無礼な日和見主義は拒絶した」ぶははう!まあ、そうだよなあ。日本のやくざって、町中でマフィアが【チーム☆アル=カポネ】てな看板を、どうどうとかがげているようなもんだもんな。日本を食い散らす権利を失って、なんとかエモンは一挙に転落。「国破れて山河あり」と昔の人は言ったけれど、コイズミ日本大改革で、山は削られ海は埋め立てられ、空気も水も汚染されて、ついでにエモンも放逐されて、国食い散らされて企業アリ(^_^;)日本経済再編成で、貧富の格差は大きく広がり、その格差のグラデーションをさまざまなエモンが埋め尽くす。エモン・ファンタジーの時代だ。なんとかエモン↓キラワレモン↓クワセモン↓トラワレモン↓ゼンカモン↓モライモン↓ヒロイモン↓ムイチモン(^_^;)エモンたちの阿鼻叫喚。上は勝ち組から下は負け組まで、エモン式階級制度が人間の順位を決めてゆく。さあ、マスメディアが新しい音楽を奏でだす。♪踊れ、踊れ!猿になってゴーゴー♪(byオーケン)ここで、クイズです。なんとかエモンの独占手記を出版するのは、どこの出版社でしょうか?(´▽`;)すべては茶番だちゅうことですよ。いまの日本では、すべての人間的価値は貨幣の排泄物でしかない。フィリップ=K=ディックのSF小説『ユービック』の世界そのまんま。ありとあらゆることが--歓びも悲しみも犯罪も創造も恋愛も友情も--社会の空気に触れて、あっというまに貨幣のひりだしたウンコ!!♪ダンスはうまく踊れない〜♪  (純日記より) .. 2006-02-01T01:41:05+09:00 * カモがネギしょって自己責任*(2006.1.24) http://mizoereiko.blog02.linkclub.jp//index.php?itemid=54604 * カモがネギしょって自己責任*(2006.1.24) テレビ新聞が連日ライブドアの粉飾決算疑惑で騒いでいると思ったら、例のなんとかエモンが逮捕されたという。「株式転がし」と、そこから調達した資金で買収をくりかえすだけの、いわば実体というものがまったく伴っていないライブドアは、遅かれ早かれいずれこうなる運命だったわけで、私には、驚きもなければ関心もない。急転直下、とは言えるのだろうけれど、実体経済がないのだから、落ちるときはまさしく垂直に落ちるしかないわけで。ニュートンの法則だな(笑)。結局、泡にまみれた成功をむさぼっていても、そこから真っ逆さまに落っこちても、道化は道化。そういうことではないでしょうか。(^_^;)「敏腕」「経済再編成」「天才経営者」といったイメージをメディアが作り上げ、ひとびとはネット証券に群がり、そしてすべては、紙切れひとつ残さず消えうせる。お決まりのラストシーン。勝ち組モデルのラストはいつも茶番だ。イメージを作ったメディアは責任をとらないし、責任があるとも思っていないだろう。カモがネギしょって今日も行く。ライブドア「崩壊」と逮捕、という新しいニュースで、今日の私たちは別のダンスを踊る。私たちが手に入れるものはたったひとつ、自己責任だけだ。 (「絵本工房」 純日記より) .. 2006-01-31T23:12:28+09:00 余りに遅すぎる http://mizoereiko.blog02.linkclub.jp//index.php?itemid=54603 投稿しようと思うと大変だった。12月は、まず開くのに30分。「記事を投稿」を押すと30分以上待っても欄が現われない。これでは投稿することは出来ませんでした。問合せをしたくても、そこに行くにも時間が掛かって、どうにもならないのです。。。 2006-01-31T23:08:54+09:00 *牛とビジョン* http://mizoereiko.blog02.linkclub.jp//index.php?itemid=45721 *牛とビジョン*(2005.12.14) 米国産牛肉の輸入再開が決定。多くの米国民が食って、脳みそスカスカになっているあのプリオン肉ね。輸入のさい、ちゃんと検査するんだろうね、と訊ねると、ちゃんと検査するんだそうだ。なんでも、“アメリカ政府の証明書を検査”するんだと。ぶっ!!アメリカ政府の証明書を検査してどーするよ、肉を検査せえよ!……肉を検査するわけにはいかんわな、病気がみっかっちゃうもんね。検査しなければ、病気であるかどうかはわからない。だから、アメリカ政府は、牛のお肉の検査は、目でしかしてないそうです。どはー。日本では、そのお肉に貼られた証明書シールの検査をするのだという……。♪ランランラン♪♪脳みそスカスカ楽しいな♪♪今日も残さずいただきま〜す♪牛海綿状脳症で国民の脳みそがスカスカになろうが、ようは牛を売ってお金もうけができりゃいいのだ。緑十字社の血液製剤でエイズが広まったときとおんなじ。この日本では、金もうけたやつが偉いのよ。輸血したりお肉を食べたひとびとは、痛みに耐えて構造改革の礎として死んでいただきますよ〜と。病気の血液製剤や牛の肉を売っていることがばれても、ぜんぜん平気、平気。裁判でも無罪になるよ。予言しちょいちゃる。アメリカ産の牛の肉を食って、脳みそがスカスカになってから裁判を起こしてもだめなの。「アメリカ産牛肉との因果関係は認められず」と言われておしまい。プリオンお肉を国民が大量に消費することで、市場経済が健全に運営される。全ての人間的価値は貨幣の排泄物にしかすぎない、と私たちは決めた。決めたから、そのように社会を運営する。このような社会においては、アメリカ産の牛肉を輸入しないほうが、犯罪的となるのだろう。私たちが、アメリカ産の牛肉を事実上無鑑査のまま受け入れることによって、大量の貨幣が生み出される。明日の日本を支える私たちの健康、などというものは二の次だ。お金、お金、チャンス、チャンス、業績アップ。私には、脳を侵されて歩くこともままならなくなったひとびとの姿が見える。しかし、別の少数の人々は、私よりもさらに先が見えるのだ。彼らの言う“ビジョン”だ。そう。病で苦しむひとびとの向こうに、巨大な貨幣山が。  (絵本工房) 純日記より .. 2005-12-14T17:39:00+09:00 *ジャポンの外側*(2005.11.26) http://mizoereiko.blog02.linkclub.jp//index.php?itemid=42694 *ジャポンの外側*(2005.11.26)最近、ちょっとだけ忙しくなりまして、サイトの更新が滞っております。ワシ、やることなすこと、遅くてなあ。あらゆることがまったく前進せぬままに、時だけが過ぎるという……。(;^_^ Aけっこう、あわあわ状態の日々でございます。などと言いつつ、「世界にはメディアの数だけ視点がある」がウリ文句の雑誌『クーリエ・ジャポン』が創刊されたというので、ちょっと立ち読み。(;^_^ A海外のマスメディアが日本という国をどのように眺めているかを、雑誌1冊でひととおり俯瞰できるというわけだ。なになに。フランスの日刊紙、ル・モンド紙はかく申しております。「コイズミに洗脳された日本人」……(;^_^ A「コイズミ劇場の勝利と報道しているが、現状分析はそっちのけで、政治家のキャラクターやキャッチフレーズばかりが脚光を浴びる……」ねえ……。(;^_^ Aフランスも、移民に対する差別や暴動の問題で揺れに揺れておるわけで、あんまりえらそうにもできないはずだけど、まあ、フランスに限らず、ヨーロッパのマスメディアが見た日本という国の評価は、このような感じなのであります。もちろん、コイズミさんに言わせれば、フランスやドイツやロシアの新聞も「抵抗勢力」の一派ということなんだろうな。国の借金を月5兆円ずつも増やしておきながら「悪いのは、改革をせき止める抵抗勢力」と言ってりゃいいのだ。そもそも、抵抗勢力とはどのような勢力なのか。そんなことすら、きっちり検証されないままだ。抵抗勢力という言葉の持つイメージだけが、テレビや新聞の報道によって、国民の心にすり込まれていく。コイズミさんやテレビ・新聞にとって都合が悪い考え、あり方、方向性といったものすべてをじゅっぱひとからげにまとめたのち、それをひとことのもとに非難するためのイメージ言葉が、“抵抗勢力”だ。あれも抵抗勢力、これも抵抗勢力。何度も何度もくりかえすこと、大量に流賦させること、それによって、より良い明日を実現させようとする派と、それを押しとどめようとする派という関係を無意識にイメージさせる。「コイズミに洗脳された日本人」と、フランスの新聞が書くのもむべなるかな。でもな、本当のことを言うと、日本国民を洗脳しているのは、あのかたではなく、テレビを中心とした日本のマスメディアなんだよな。あのかたは、公人としてまともな日本語も .. 2005-11-28T10:55:15+09:00 *それはいつも明日*(2005.10.20) http://mizoereiko.blog02.linkclub.jp//index.php?itemid=34377 *それはいつも明日*(2005.10.20)この時期に、しなくてもいい靖国参拝をわざわざ行うコイズミさん。アジア各国はもちろん、アメリカはニューヨークタイムスまでが、「ばかげた挑発行為」とおおあきれ。(;^_^ Aところが日本のマスコミに言わせれば、このような挑発行為も「コイズミ改革☆あっぱれロック魂」ということになってしまう。報道の受け取り手の我々にとって、コイズミさんが何をしたかは問題ではない。コイズミさんがしたことで、国民が幻想としての希望なり安心を共有することが大切なのだ。テレビを観る観衆は、同じ時刻に、全く同じ内容の放送を、何百万人の人々とともに共有する。今の日本のマスメディアは、コイズミさんがやることなすことすべてを肯定的に報道するので、当然、あらゆることが肯定的な意味しか持ちえない。それでいいのだ。テレビ報道を観た多くの国民は、「わーい。恐れを知らぬ改革魂〜! ロックんロール!!」と大喜びしていればいい。日本という国が、現在、国際的にすっかり孤立してしまっている現実も、私たちにはどうでもいいことだ。「改革」という言葉の持つ肯定的なイメージを、テレビによって皆と共有できていればいい。それは、「明るい明日」だ。もちろん、彼の「改革」に明日などありはしない。明日などなくても、なんら問題ない。決してこない明日だからこそ、ひとびとはいつまでも未来を信じることができるのだから。実現しない希望だから、日本経済や福祉システムがずったずったに破壊された現実を前にしても、私たちは失望することすらできない。それどころか破壊され、機能不全に陥れば陥るほど、「明るい明日」、「改革」を我々は支持する。「明日にはきっと、彼が良くしてくれる」「改革」という言葉は永遠に機能し続ける。ベケットの『ゴドーを待ちながら』という前衛劇さながらに。もちろん、私が日記でこんなことを書いたからといって、何が変わるわけでもないだろう。テレビにはかなわないよ、とほほ。テレビは、一瞬にして国民をひとつにすることができる。「ねえ、昨日のあのアニメ見た〜?」「見た見た。すごかったね〜」「え〜、私見なかった〜。どうなった、どうなった?」「え〜、おもしろくなかったよ〜」「なんで、最高だったじゃん」あの日あの時刻のテレビ番組を、みなと共有していたのだという確かさ、安心感、そして“正しさ”。テレビが笛吹いて、私たちを .. 2005-10-21T00:59:22+09:00 *ロック・スター*(2005.10.18) http://mizoereiko.blog02.linkclub.jp//index.php?itemid=33900 *ロック・スター*(2005.10.18)雑誌『AERA』の記事、みなさん読んだ?まあ、なんというか……。「大観衆を酔わせた小泉劇場のクライマックス。(略)(コイズミさんは)毛沢東かミック=ジャガーか、はたまた(高倉)健さんか--。」「甦った政界最強の“ロック・スター”。」「コイズミ純一郎の「文化大革命」」「郵政完勝でサティスファクション」……。無理して読まんでいいよ。たまたま読んでしまった私は、おかげで、あたまヘンになりそう。なになに?「政界最強の“ロック・スター”。」ぶはははは!ロック魂って「金をもらって何が悪い!」といなおったり、「軍備こそ最大の福祉」などとのたまわったりすることだったのか! ねえ忌野清志郎せんせい!♪爆破された街で ネコがないてる〜♪♪何やってんだ人類〜♪♪どうしたんだ未来〜♪フランク=ザッパは、かくかたりき。「戦争はやめさせるべきだ。ありゃ貪欲な戦争だ。すべての戦争がそうなんだろうけど。十字軍だって、おんなじだよ。でも、あんなやり方じゃ、うまくいかない。戦争をやめさせることができるのは、大統領だけだ。もし、自分の理想どおり、だれかにこの国を治めてもらいたいと思っているなら、そして、あんたが反戦運動家で、平和を実現したいと思うなら、実際に力となってくれる人物を、あそこに送り込め」フランク=ザッパは、かくもかたりき。「問題は、システムを粉砕することじゃなく、改良することだ。忍耐が肝心だよ。(略)ちっともロマンチックじゃないし、バリケードの英雄もいない。だから、若者はそんなことにちっとも関心をもたない」フランク=ザッパは、さらにかたりき。「民主主義の誕生時に打ち立てられた諸原理は、今日、適用されていない。教育を受けた人々とともに、民主主義は機能する。だから、俺たちに必要なものは、教育のありようを変えてくれる何かなのだ」日本のマスメディアや教育の在りかたは、劇的に変わった、ザッパの望んだ方向とは全く逆の方向で。日本の内側で暮らす私たちにとっては、この世のすべてが娯楽であり、また、娯楽でなければならない。コイズミ劇場は、あなたの気分を良くしてくれるか?巨大メディアが勢力を上げて、娯楽作品としてのコイズミ劇場をつくりあげる。内容なんかありはしない、あなたはどこまでも受動的に、その場その場の気分を満たしていればそれでいい。「郵政民営化とは、なんなのか」も .. 2005-10-18T18:47:57+09:00 *顔*(2005.10.15) http://mizoereiko.blog02.linkclub.jp//index.php?itemid=33362 *顔*(2005.10.15)日刊スポーツのウエブサイトでこのような記事を見つけた。http://www.nikkansports.com/ns/general/p-so-tp0-051014-0010.html「自民党の新人議員らが13日、党のPR作戦に駆り出された。 片山さつき氏(46)佐藤ゆかり氏(44)猪口邦子氏(53)のマドンナ3人は、日本外国特派員協会で外国人記者相手にオール英語のスピーチで小泉純一郎首相(63)を礼賛。なかでも、外国暮らしの長い“ゆかりタン”の流ちょうな英語には、外国人記者も萌え〜。(以下略)」……。萌え〜だって。自分自身を客観視することがまったくできなくなった国、もしくはマスメディアのありさまを、痛いほど実感できる記事だなあ。外国人記者のみなさまは、おなかを抱えて笑い転げていることであろう。いまの日本の大手マスメディアにとっては、基本的に他者は存在しないも同然だ。相手がどう感じたか、何を考えているか、そんなことは、はなからどうでもいい。だから、「外国人記者も萌え〜」などという、内輪でしか通用しっこない勝手な解釈を放り投げで、それっきり。自民党の新人議員らは、党のPRのため、外国人記者を相手に英語で首相を礼賛したかった。したかったから、そうした。“ゆかりタン”は流ちょうに英語を話した。相手の外国人記者は? この記事によると、「萌え〜」だ。そんな知性のカケラもない海外特派員では(普通の)新聞社は困るわけだが、日本ではこのような記事が、すでに常態化している。そもそも「萌えた」かどうかなどは、自民党の新人議員らが海外に向けてPRしようとしたこと、そして、外国の記者のみなさんが知りたがったことと、まったく、ぜんぜん、無関係だ。無関係でかまわない。むしろそのほうが都合がいい。これは海外に向けたPRではなくて、実際は、日本の内側に向けた、幻想としての政党PRなのだから。海外のひとたちが何をどう感じたかなど、報道する予定もない。日本の国内にむけて、「外国人記者も萌え〜」という、相手ではなくこちら側のイメージ言葉を放りだして、それを読んだ日本の国民が、少しでも好印象を持てば、記事の目的は果たされた。いまの私たちは、メディアによって完璧にコントロールされている。徹底的に利用されているという意味においては、この記事における外国人記者でさえ、メディアによって .. 2005-10-15T22:46:27+09:00 *『パッチギ!』でイムジン川をバッチぎれ*(2005.10.10) http://mizoereiko.blog02.linkclub.jp//index.php?itemid=32269 *『パッチギ!』でイムジン川をバッチぎれ*(2005.10.10)先日、奈良映画センターの職員のかたにアドバイスを求められた。「○○高校の試験あとに、映画を上映する予定なんだけど、何かおすすめはありますか?」*溝江純、奈良映画センターのアドバイザー・スタッフになる!*という事実はまったくないのであるが……。(;^_^ A試験のあとだから、気持ちすっきり爽快、娯楽映画が良いとのこと。う〜ん、高校生にお奨めの娯楽映画か。そりゃあもう、井筒和幸監督の映画『パッチギ!』で決まりですな。この映画を、高校生諸君にひとことでお奨めするとすれば、こうなる。在日朝鮮の高校生と日本の高校生が、京都を舞台にケンカしてケンカしてまたケンカしつつおおくりするロミオとジュリエットだ!いや、本当にそういう映画なんだよ。(;^_^ Aみんな好きだろ? ロミオとジュリエット。私の高校生時分は、毎日がロミオとジュリエットだった(←意味不明)。この映画、在日朝鮮人たちを描いていることから、反日映画だとかなんだとか一部の映画評論家がさかんに文句をたれていたので、これはもしかして面白いんじゃないかと最初からにらんでいたのだが、想像していたそれより100倍おもしろかった。これほどの日本映画を観たのは、『東京物語』以来かもしれん(また古いなあ)。マスメディアがけなす映画って、どうしてこうも面白いんだろう。つーかね、落語と娯楽映画は、社会的弱者にスポットライトを当ててなんぼ。基本でしょうが、基本。まあ、いいや。でも、高校ではこの『パッチギ!』、上映できないんだって。ケンカのシーンがあるから。ええ〜。ガンダムなんか、主人公がものすごい数の人間を殺しているシーンの連続なのに、子どもたち平気で観てるよ?犯罪もある一定以上の規模になると、それを実行する者は、犯罪者から英雄に切り替わるんだよな。まあ、しかたがない。この『パッチギ!』は、絶えず、「乗り越えろ」と叫んでいる。韓国と朝鮮人民共和国を分断しているイムジン川を。日本人と在日朝鮮人を分断している鴨川を。モンタギュー家とキュピレット家の対立を。でも、どうしたら乗り越えられるんだろう? そこが問題だ。映画の中で、毛沢東主義にかぶれた高校教師が出てきて(これがいい味だしてるんだよ)。「戦争をなくすために、戦争するんだよ!」なんて、生徒たちに吹き込んでる。それを聞いていた生徒 .. 2005-10-10T00:59:54+09:00 *水底都市*(2005.10.8) http://mizoereiko.blog02.linkclub.jp//index.php?itemid=31956    *水底都市*(2005.10.8)ドイツでも与党が「お金持ち優遇大改革案」をぶち上げていたようですが、こちらさまは日本と違い選挙で惨敗。「お金持ちをさらにお金持ちにするために、毎日働いとんのと違うわ!」ということだそうです。日本は、「コイズミ・チェリー隊」だの、新人議員が「初ヤジ」をとばしたのという話題がテレビを賑わしているという……。幸せといえば、実に幸せだ。コイズミさん大改革で、庶民の1年間の増税額はあわせて3兆5000億円でございます。まあ、最近は庶民という言葉を使わずに、負け組、と呼びなわらすそうですが。「庶民」という言葉を「負け組」に変えただけで、もはやよそごと、他人の話。だって、負けた覚えないもん。したがって、今日もみんな幸せ。大丈夫、そのぶん、大企業の減税は大いにさせていただきますということで、合計2兆2000億円。勝ち組のみなさんは、読んで字のごとし、勝ったのでありますから、当然、2兆円ほどの見返りがあってもいいだろうと。そんなこんなで、日本中が幸せを満喫しているいっぽう、地球温暖化で、北極の氷がどんどん融けておるそうです。「今世紀末を迎えるよりもずいぶん早い段階で、北極の氷はなくなっちゃうだろう」とは、NASAの発表。理科の実験、氷が溶けたらどうなるでしょう?答え。水になります。陸地という陸地が水浸し。風が吹くと桶屋が儲かるけど、北極が常夏のハワイになると、日本は水没すんの。だわわ。『ヨコハマ買い出し紀行』の世界ですな。でも、あんなふうに、ゆるやかで平和な終焉を迎えるというわけにはいかんのだろうね。どん詰まり状態の人類が、成長も成功も勝利も手放したときにおとずれる、平穏な日々。それが『ヨコハマ買い出し紀行』の世界だけれど、現実のわしらは、終末がそこまで来ているのに、ぜーんぜん自覚ないもん。たぶん、『風の谷のナウシカ』までもいかんだろうな。このままじゃあ、きっと、『デビルマン』的、阿鼻叫喚地獄絵図といったあんばいで、わしらは見苦しく右往左往するのでありましょう。暗いなあ、真っ暗だぜ。『ドラえもんの「育て力」』と言うタイトルの本が、本屋さんに置いてありましてね、この本の宣伝文句が何とも言えず、真っ暗なんだよ。「ドラえもんは、なぜ「負け組」ののび太を「勝ち組」にできたのか? それは彼の卓越した「育て力」によるものだった!」……。砂漠化したり、水没し .. 2005-10-08T01:19:35+09:00 *ホワイトハウスが包囲された!*(2005.10.2) http://mizoereiko.blog02.linkclub.jp//index.php?itemid=31155   *ホワイトハウスが包囲された!*(2005.10.2)アメリカのホワイトハウスが、30万の群衆に包囲された〜!30万のひとびとは、戦争反対を口々にとなえております。戦争始めちゃったけど、ここにきてアメリカの国民もようやく気がつき始めたんだな。なーんか、おかしいぞ、と。テレビで株の動きを見ながら高笑いしている一部のお金持ち連中のために、自分たちに課せられる重税と死体袋。「これが愛国」とテレビは言う。しかしな。さすがのテレビの影響力をもってしても、騙しきれなくなってきたということだよ。大量破壊兵器はなかったし。昔、フセインが使っていた毒ガス兵器は、あれはアメリカ政府のプレゼントだったしな!国民が、遅まきながらチョムスキーの著作やマイケル=ムーアの映画を観て、自分たちがはなっから騙されていたことに気がつく瞬間。ようこそ、30万の同朋よ!ホワイトハウスに向かって、いちにのさん、でいきますよ〜。いちにのさん、ハイ!「戦争したないんじゃあ! 聞いてるか、オトワぁ〜!」(金八先生に出てくる、荒谷二中のそり込み兄ちゃんのおたけび)……オトワじゃなくて、ブッシュでしたね。♪シュプレヒコールの〜波〜とおりす〜ぎて〜ゆく♪ロンドンとソウルでも大規模反戦運動が起きているようで、ええどええど。……。さて、この日本はというと。某都知事のイシハラさんが「国連憲章なんてまともに信じている馬鹿はいませんよ」なんて発言して、またまた国際社会から大ブーイング。国際秩序というものを真っ向から否定し、国連の仕事を頭ごなしにバカ呼ばわりするお見事さ。世界に対して、お尻ペンペンあっかんべーときたもんだ。……我が国の某都知事って、すっげえ、お利口さんだなあ。海外からこてんぱんに非難されている今回の発言も、どういうわけか日本のマスメディアは沈黙のだんまり。「国連憲章なんてまともに信じている馬鹿はいませんよ」って、マスメディアのひとたちも考えているってことですかね、これって?どっちを向いてもお利口さんばかりの国なんだなあ、日本は。私は物心ついたときから今日まで、自他共に認めるお馬鹿さんだったし、これからもお馬鹿さんとして生きることに決めた。いま決めた。世界よ、もっとバカになーれ!☆--先月は夢の漫画月間新刊ラッシュだった。『のだめカンタービレ』13巻『フルーツバスケット』18巻『バルバラ異界』4巻『チーズ スイー .. 2005-10-03T01:11:55+09:00 *レクイエム*(2005.9.26) http://mizoereiko.blog02.linkclub.jp//index.php?itemid=30254    *レクイエム*(2005.9.26)中古CD屋さんでバルトークの『オケコン』を購入。ケーゲルという指揮者名前は初めて聞いたんだけど、安いからいいやで買ったら、これがじつに良かった。ケーゲル指揮で他の曲も聴きたくなり、AmazonでCDを1枚買ってみた。収録曲は『ブリデン/戦争レクイエム』『ペンデレッキ/広島の犠牲者に捧げる哀歌』『ベルク/ヴァイオリン協奏曲 ある天使の思い出のために』だ。9.11の選挙結果をふまえて、心ある日本国民が今こそ耳を傾けるべき、3大名曲じゃよ。♪おれたちは笑った、知っていた、もっとましな男たちが来るだろうとそして、もっと大きな戦争が来るだろうと♪改革の旗印男コイズミさん、おおはりきり。憲法改正のために必要な国民投票案を審議する衆院憲法特別委員会が、衆院本会議に設置された。さー、憲法改正で戦争できるぞ〜。(´▽`;)「もっとましな男のあと」は、いつも「もっと大きな戦争がやって」くる。そういうものなのだ。「もっとましな男の」日本大改革により、国の借金は月5兆円ずつ増えている勘定なのだそうで、ただいま借金額795兆円なり。国がどうなっても、例の改革者たちは平気なんだ。国を骨まで食いつぶして、お金持ちはさらにお金持ちに。日本大改革。戦争になれば、国民のお金で国が兵器を購入し放題。戦争するのも、戦争するための兵器を買うのも、国民の義務。税金を払って、あとは死ぬなり殺されるなり自己責任でどうぞ。♪爆撃された道が裂けているところでは、いつも誰かが首を吊っている。この戦争において神もまた身体の一部を失った。♪昨日、私は夢を見た。私は夢の中で、高野文子センセの新作を読んでいた。私の夢の中でだけ読むことができる、架空の新作だ。……。読んでいるうちに、この作品の視点は死者、それもおそらく自殺者のものであることに、私は気がついた。描かれているのは、自殺者から眺めた、軽やかで、ユーモラスで、おしゃれな日常の風景だ。作品は、とてつもないと言っても良いほどの解放感に彩られていた。私は、とまどった。自殺を扱っていて、この軽やかさはなんだ?私たちが暮らす土台としての社会や、「現実」や、日常というものから全面的に解放された者が眺める至福の世界。これはいったい、どういう種類の物語なのだろう?答えが提示されないままに、私の夢は、終わった。目覚めて新聞を読むと、六十歳代の男性 .. 2005-09-28T10:50:00+09:00 * めざせ日本のキング牧師……のはずが*(2005.9.22) http://mizoereiko.blog02.linkclub.jp//index.php?itemid=29252 * めざせ日本のキング牧師……のはずが*(2005.9.22)民主党の新代表がマエハラ氏になりました。その件について、ア○ヒ新聞の社説が面白いこと言ってましたね。「めざせ日本のブレア」げぶげぶ。(´▽`;)アメリカ合衆国ブッシュ大統領らと共謀して、イラク戦争をはじめた英国首相ブレアさんをめざせと。モラルってなんだろうと自分にむなしく問いかける秋の夜。大新聞の社説は、やっぱりすごいですね〜。例えば、神学者をめざしているAさんというかたがいたとして、そのかたに、「めざせラスプーチン」と言うようなものかね。しがないイチ市民のワタクシなどは、日本の政治家さんには例えば、日本のキング牧師あたりをめざして欲しいと思っているのですが、そうですか、ブレアですか。まあ、マエハラさんも、新聞に言われるまでもなくめざす路線はだいたいそっち方向のようで、テレビでものすごいこと言ってましたね。自民党よりも、素早く改革を実行して見せま〜す!具体的には、例えば、自民党が消費税を15パーセントにあげたいと言うとすると、民主党は20パーセントにすべし、と言うのだ。同じ増税、政府案とどこが違う。過激さが違う。これが民主党の売りだ。財界のみなさん、大企業のみなさん、日本大改革なら、自民よりも民主をよろしく!!改革断行を、さらに強力におこないま〜す!それを聞いた櫻井○○子さんは、「健全なご意見ですね」……。あんたら、国民のほうをむいては、ひとことたりともしゃべらんのな。すげえよ、あんたら。あなたたちの大活躍のおかげで、来年の日本における自殺者は年間5万人台に突入するだろうという予測もでる始末。これって、新手の虐殺ですか。憲法改正も素早く徹底的におこないま〜す、とマエハラさんはおっしゃってる。憲法九条改正に挑戦! なんつって、目をらんらんと輝かせてらっしゃいますよ。……。「改革」という名の「ファシズム」、「自由」という名の「破壊」。「負け組」という名の目に見えない「ゲットー」。保守党も野党も手に手をとって、勝ち組お金持ち天国だ〜い!--☆--外崎則夫氏のサイト『N.TONOSAKI's Personal Station』の大人気コラム『がんばれ!!ゲイツくん』の最新記事がアップされておりました。『 日本のお役所の仕事』です。「与野党の得票率だけ見ると51%と49%でとても自民党の圧勝とは言えないのですが、こ .. 2005-09-22T10:25:17+09:00